学術総会 MEETING

学術学会のご案内

第 48 回日本高次脳機能学会学術総会

URL:https://www.congre.co.jp/jshbd2024/

テーマ「 認知症理解のための高次脳機能障害学 」
会 期2024 年 11 月 8 日(金)・ 9 日(土)
会 場東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター)
会 長福井 俊哉(横浜メディカルグループかわさき記念病院 院長)          
副会長
長濱 康弘(横浜メディカルグループかわさき記念病院 副院長)          
  • 委員会、理事会、代議員総会ならびに役員懇親会は11月7日(木)に開催予定。

第 49 回日本高次脳機能学会学術総会

会 期2025 年 11 月 14 日(金)・ 15 日(土)
会 場ウィンクあいち(愛知県名古屋市)
会 長前島 伸一郎(国立研究開発法人国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター センター長)
  • 委員会、理事会、代議員総会ならびに役員懇親会は11月13日(木)に開催予定。

過去5年間の学術総会

  • 第43回会長: 松田 実(清山会医療福祉グループ顧問、いずみの杜診療所)

    総会URL:http://www.congre.co.jp/jshbd2019/

    会長講演 「患者さんと語り続けた40年」
    教育講演「言語と意味記憶:Cognitive Neurophysiology の立場から」
    Debate 企画「case study か、mass study か」
    シンポジウム1「高次脳機能障害者・認知症者の自動車運転を考える」
    1.脳疾患・脳外傷における自動車運転再開・中止の手順
    2.脳卒中,脳外傷等により高次脳機能障害が疑われる場合の自動車運転に関する
    神経心理学的検査法の適応と判断
    3.実車評価について 国立障害者リハビリテーションセンターでの取り組み
    4.失語症と運転
    5.認知症と自動車運転- 改正道路交通法と臨床現場での課題
    シンポジウム2「大脳機能の左右差から解く認知症の症候学」
    1.導入講演:大脳機能の左右差
    2.新皮質型アルツハイマー病:posterior cortical atrophy とlogopenic
    progressive aphasia
    3.前頭側頭葉変性症:意味記憶と行動の左右差
    4.レビー小体型認知症における症候の左右差
    特別企画1「山鳥論文を読む」
    1.山鳥先生に学ぶ:言葉のふしぎ
    2.Palpatory apraxia(触知失行)の今日的意味
    Palpatory apraxia. Yamadori A. European Neurology 21:277-283, 1982
    特別企画2「とっておきの蔵出し症例」
    1.左被殻出血の5年後,脳梁病変により純粋語聾を呈した一例
    2.身体パラフレニア(SP) を呈した左半球損傷の1例(第2報)
    3.語義失語再考
    4.クロイツフェルド・ヤコブ病により自己身体部位失認および着衣障害を呈した1症例
    特別企画3

    「症例検討の夕べ 1」
    1.語に選択的な二方向性障害を呈した脳腫瘍の1例
    2.非失語性呼称錯誤と考えられた左視床梗塞の1例

    「症例検討の夕べ 2」
    1.両手間で異なる失書、数の障害を認めた脳室中枢神経細胞腫術後の一例
    2.原発性で進行性の経過を示した道順障害の一例

    ワークショップ

    「若きセラピスト大いに語る」
    1.この外国語様発話は何に由来するものか
    ― Foreign accent syndrome についての一考察 ―
    2.視床失語とは何か ― 視床に特異的な注意機能と喚語の関係を考える ―
    3.頭頂弁蓋部損傷による体性感覚障害
    4.パーキンソン病患者のすくみ足における内的リズム形成障害と遂行機能の関連

    神経心理学入門

    教育セミナー1「失語のみかた」
    教育セミナー2「失行のみかた」
    教育セミナー3「失認のみかた」
    教育セミナー4「記憶障害のみかた」
    教育セミナー5「右半球症状のみかた」
    教育セミナー6「機能解剖と画像診断」
    ランチョンセミナー1「認知症診療における核医学検査の有効性」
    ランチョンセミナー2「高次脳機能障害における画像診断の活用~神経変性疾患を中心に~」
    ランチョンセミナー3「認知症とてんかん」
    ランチョンセミナー4「心原性脳塞栓症の治療と予防はどこまで進んだか」
    認知症セミナー1「認知症の診かた~実践的な認知機能検査の適応について~」
    認知症セミナー2「認知症新時代~どこから来てどこに行くのか~」
  • 第44回会長: 椿原 彰夫(川崎医療福祉大学 学長)

    総会URL:http://jshbd44.umin.jp

    会長講演前頭葉の可塑性と社会復帰への道
    特別講演1.姿勢歩行制御における認知処理プロセスの関与 ~リハビリテーションへの応用~
    2.失語をみる視点:最近のトピックス
    3.日本語の特性と失語症セラピーのあり方
    4.皮質脳波を用いた四次元脳機能マッピング
    5.高次脳機能障害者の医療と福祉における意思決定支援
    6.高次脳機能障害と自動車運転
    7.高次脳機能障害と就労について
    招聘講演1.Holistic Neuropsychological Rehabilitation: what is possible online?
    2.Addressing outcomes that are important to people with aphasia and making a difference in quality of life
    教育講演 1.リハビリテーション臨床における高次脳機能障害
    2.半側空間無視-病巣論・メカニズム論・治療法アップデート-
    3.分配性注意と二重課題
    4.認知症の生活・活動障害
    5.ひらがなはいつまでにどれだけ習得されるのか?-ひらがな習得に関するレディネス
    6.小児の遂行機能と発達障害
    7.運動制御の理論モデルを背景にした神経心理学症状の理解
    8.記憶の評価と記憶障害
    9.認知症患者の食の問題を考える
    シンポジウム「多様な臨床現場での社会的行動障害への支援」
    1.外傷性脳損傷での社会的行動障害の特徴と支援
    2.小児脳腫瘍における高次脳機能障害とその支援
    3.小児後天性脳損傷の社会的行動障害
    4.もやもや病における高次脳機能障害の特徴と支援
    5.入所・通所訓練施設における重症例の支援
    トピックセミナー1.脳梗塞再発予防のための抗血栓療法
    2.認知症とてんかん
    3.An introduction to RehaCom. Personal experience of US Psychologist Al Borelli.
    4.経頭蓋直流電気刺激の基礎と臨床応用の可能性-運動・感覚・高次脳機能障害へのアプローチ
    漢方教育セミナー認知症治療における漢方薬の位置づけ

     

  • 第45回会長: 佐藤 睦子(総合南東北病院神経心理学研究部門 科長)

    総会URL:https://site2.convention.co.jp/45jshbd/index.html

    会長講演情動を揺り動かすもの、鎮めるもの ─高次脳機能障害対応の手がかりを求めて─
    特別講演わが国における高次脳機能障害支援の展望
    シンポジウム1地域における失語症支援の展開
    シンポジウム2臨床神経心理士:学会認定資格取得のお勧め
    シンポジウム3多言語話者の失語症
    シンポジウム4高次脳機能障害者の自動車運転:各地の取組み
    ミニ・セミナー1
    読み書き障害
    ミニ・セミナー2行為障害 ─道具使用動作の障害の見方─
    ミニ・セミナー3高次脳機能障害の世界をかいまみる:四半世紀診ている外傷性脳損傷者5名から学んだこと、10年前とこの10年
    ミニ・セミナー4加齢と高次脳機能障害
    ミニ・セミナー5失語症、そして復職:私の闘病経験
    ワークショップ謎解き実践講座
    初級編(1) この失語症状への対応は?
    初級編(2) 覚醒下手術の世界にようこそ
    中級編(1) うつとアパシーを見極める
    中級編(2) 神経症候の二重性:陰性症候と陽性症候
    上級編(1) この認知症の本態は?
    上級編(2) この言語症状は何?左前頭葉梗塞後に特異な経過を呈した新造語ジャーゴンの一例
    ランチョンセミナーバイオマーカー時代のアルツハイマー病の神経心理学
  • 第46回会長: 平山 和美(山形県立保健医療大学 特任教授)

    総会URL:http://www.congre.co.jp/jshbd2022/

    会長講演感じる高次脳機能
    セミナー1核医学検査で覗く変性疾患の楽屋裏
    セミナー2半側空間無視の病態構造を捉える
    セミナー3脱抑制はなぜ起こる?
    セミナー4神経変性疾患における高次脳機能障害と画像・病理
    シンポジウム1高次脳機能障害者の自動車運転:運転行動上の特徴
    1 軽度の半側空間無視症例における運転行動特徴
    2 失語症者の運転上の特徴
    3 高次脳機能障害者が評価場面で示す運転行動エラー
    4 高次脳機能障害者の運転再開に向けた多職種連携による評価と指導
    シンポジウム2感じられない、感じてしまう、違って感じる 視覚
    1 認知症の視空間認知障害:後部皮質萎縮症を中心に
    2 パーキンソン病の錯視
    3 輪郭線だけがわっとあるように感じる世界とは?
     -実物/写真/線画はどう見えるのか-
    4 発達性相貌失認を呈した症例の心の声を聴く
    シンポジウム3感じられない、感じてしまう、違って感じる 人生
    1 前頭葉損傷に伴うNurturing syndromeと妊娠妄想
    2 在りし日の記憶がつくった妄想性誤認
     - nurturing症候群がフレゴリの錯覚に移行した症例をめぐって –
    3 バック・トゥ・ザ・ハイスクールデイズ
    4 age-awareness障害と第三脳室 – 覚醒下開頭術中に急激な若年化を呈した症例から
    シンポジウム4脳画像で探るパーキンソン病
    1 パーキンソン病の嚥下障害
    2 嗅覚検査と脳画像でせまるパーキンソン病の認知機能障害
    3 パレイドリア:パーキンソン病における錯視と初期幻視
    4 脳画像から考えるパーキンソン病の視知覚障害
    シンポジウム5感じられない、感じてしまう、違って感じる 聴覚
    1 聴覚路の損傷による聞こえ方の変化 – 自験例の紹介 –
    2 聞こえているのに聞き取れない – 聴覚と注意の関係 –
    3 原発性進行性失語(PPA)と聴覚障害~自験例をふまえて
    4 レビー小体型認知症の幻聴についての検討
    シンポジウム6感じられない、感じてしまう、違って感じる 身体・体性感覚
    1 右半身を左側より小さく感じる – 脳梗塞後に体性感覚の錯覚を呈した一例 –
    2 他人に触れられたと感じる – 左手足に重度の体性感覚障害を呈した右半球損傷例 –
    3 感じないのに判別できる – 後部島- 頭頂弁蓋梗塞後の体性感覚障害例を経験して –
    4 身体部位を正しく感じられない? – 脳梗塞後に身体部位失認を呈した一例 –
    ランチョンセミナー1アルツハイマー病の顕在発症前診断に向けて:その到達点と課題
    ランチョンセミナー2蛋白凝集・伝播メカニズムからみたレビー小体病の多様性
  • 第47回会長: 鈴木 匡子(東北大学大学院医学系研究科高次機能障害学 教授)

    総会URL:https://www.congre.co.jp/jshbd2023/

    会長講演「ひろがる つながる 高次脳機能障害」
    ひろがる企画1

    脳卒中による高次脳機能障害の診断・治療の最前線
    「リハビリテーション医療の実際」
    「脳梗塞に対するMuse細胞治療」

    ひろがる企画2

    頭部外傷による高次脳機能障害の診断・治療の最前線「123I-イオマゼニルSPECTおよびMRIによる神経活性評価とびまん性軸索損傷の診断」
    「頭部外傷の高次脳機能障害 その臨床症状」

    ひろがる企画3臨床からの視点 基礎からの視点 『時間の感覚』
    「時間が経過したという感じ」
    「時間とはなんだろう? 〜物体の運動という視点から〜」
    ひろがる企画4臨床からの視点 基礎からの視点 『空間の感覚』
    「ヒトの地誌的失見当」
    「加齢と神経変性疾患における空間ナビゲーション障害の病態」
    ひろがる企画5発達と加齢の高次脳機能:発達障害
    「発達障害への神経心理学的アプローチ」
    「神経発達症の発症機序と高次脳機能障害」

    ひろがる企画6
    シンポジウム

    発達と加齢の高次脳機能:認知予備力が活きる生涯の理解と実践
    「認知予備力からみる超高齢社会における新しい生涯観」
    「認知予備力の概念とその臨床的理解」
    「超高齢者のaging in place における認知機能の役割」「高齢者の認知機能維持・向上に向けた最新アプローチ:認知予備力、ICTの視点から」
    つながる企画1
    ワークショップ

    高次脳機能障害者を支える

    第1部 高次脳機能障害者の支援で大切にしていること
    言語聴覚士の立場から
    「高次脳機能障害のある人を中心に置くチーム力アップの実現を目指して」
    作業療法士の立場から
    「急性期から回復期を担う病院の作業療法士の立場から」
    支援施設の立場から
    「就労支援の立場から」
    医師の立場から
    「「なぜ?」を少なくするための医師との面接」
    福祉行政の立場から
    「高次脳機能障害者支援の現状:調査研究の結果から」第2部 壊れた脳と生きる:当事者と支援者の相互理解をめざして
    当事者の立場から
    「個別性を乗り越える・高次脳機能障害の当事者表現を育てる支援職との対話」

    つながる企画2症例検討会:症例を読み解く

    症例1
    「語の成り立ちについて示唆的な単語理解障害を呈した左側頭葉切除例」
    症例2
    「発症初期に比べ発話の滑らかさに欠ける伝導失語の一例」
    症例3
    「パーキンソニズムを伴う認知症の1 例,DLB ? PSP ? overlap ?」
    症例4
    「進行性の語聾とforeign accent syndromeを呈し、行動障害を伴った78 歳女性例」

    つながる企画3動画・音声で学ぶ高次脳機能障害の症候:特徴と鑑別
    「空間にかかわる動作の症候:半側空間無視と着衣障害」
    「失行と運動障害」
    「発語失行と構音障害」
    「前頭葉症状」
    つながる企画4
    公募シンポジウム

    1:高次脳機能障害の診断をめぐって-さまざまな立場からの提言-
    「当事者・家族の立場から」
    「医療機関の立場から」
    「慢性期頭部外傷の画像診断~神経放射線科医の視点から~」
    「「高次脳機能障害」の検査と診断 ー日本と海外の比較ー」

    2:小児高次脳機能障害の現状とこれから
    「小児高次脳機能研究のこれまで」
    「小児脳腫瘍経験者に対する高次脳機能診療の現状」
    「小児高次脳機能障害のピアサポート活動の現状と課題
    ~小児がん,もやもや病を中心に~」
    「小児高次脳機能障害の成人移行支援」

    公募シンポジウム3:脳卒中と高次脳機能障害
    「脳卒中急性期の症候 病巣との不一致時の考え方」
    「脳卒中でおきるさまざまな言語症状について-大脳皮質の機能局在との対応から-」
    「脳卒中回復期で経験した症例について」
    「脳卒中で生じたuncommonな症例」
    「脳卒中による高次脳機能障害の範囲はかくも広い
    -尿閉、乗り物酔い、回転性めまい、そして人格変化-」

    公募シンポジウム4:臨床神経心理士になろう!
    「臨床神経心理士としての活動状況 -精神科医の立場から-」
    「作業療法士の立場から見た臨床神経心理士」
    「言語聴覚士と臨床神経心理士」
    「神経心理士になろう」

    ランチタイムセミナー「見ればわかる 視覚のはなし」
    ランチョンセミナー
    共催:エーザイ株式会社
    「バイオマーカー時代のアルツハイマー型認知症診断-神経心理学的検査の役割とは-」

※( )内は、学術総会開催時の所属、役職を記載